
「高次脳機能障害者支援法」の成立にあたって
2025年12月16日、参議院本会議において「高次脳機能障害者支援法」が全会一致で可決・成立いたしました。
本法の成立は、当事者・ご家族、ならびに関連団体の皆様が長年積み重ねてこられた切実な願いが結実したものであり、本学会としても心より歓迎の意を表明いたします。
本法においては、高次脳機能障害の定義として、記憶障害、注意障害、遂行機能障害、社会的行動障害と並び、失語、失行、失認が法律の条文内に明記されました。
本学会は、その前身である「韮山カンファレンス」「失語症研究会」「日本失語症学会」の時代から、言語障害を学問的・臨床的基盤として発展してまいりました。今回の法成立にあたり、高次脳機能障害の中核的な症状でもある失語症が支援の対象として明確に位置づけられたことは、極めて大きな意義を有するものと受け止めています。
2026年4月の施行に向け、本学会としましても、その果たすべき役割や指針につきまして、順次ホームページ等を通じて公表してまいります。